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デジタルカメラ超望遠撮影法

デジタルカメラに関する質問をよく受けます。
特に、野鳥撮影時の超望遠撮影について聞かれることが多いので、私が今使っている機材と方法についてまとめました。
野鳥や、天体撮影をする方は望遠鏡にデジカメをさまざまに工夫して接続しています。市販品も最近出てきましたが、デジカメの種類が多くほとんどは創意工夫しているようです。これは、あくまでも一例ですので、参考にして、ご自分の機材に合わせて工夫してみてください。
この方法では、動きの早い小鳥や、飛翔時の撮影は難しいです。
スコープで被写体を視野に入れてピントを合わせ、スコープの接眼レンズにデジカメを手持ちですばやく押し当てて撮影します。
でも、通常の一眼レフカメラと超望遠レンズでは100万円位するのに比べればはるかに安く一式購入できます。
また、重量がはるかに軽いので歩き回るときは楽です。
じっくり構えて、動きの早い小鳥は35mmの一眼レフを使用しますが、現在では90%以上デジカメになってしまった。
また、近寄ると逃げてしまう、トンボや蝶の撮影や、高いところの花等を撮影するのにも大変便利です。
これから挑戦してみたいという方の参考になればと思っています。
ただし、これはあくまでも私の方法ですので、販売店で試したり、知り合いの方のを借りて、デジカメとスコープの相性を見たりしてから購入してください。
一番のポイントはスコープの接眼レンズとデジカメのレンズの相性です。
デジカメの液晶ファインダーでケラレ(周辺が暗くなり丸く写る状態)が無い組み合わせが必要です。
使用機材 
 デジタルカメラ : OLYMPUS CAMEDIA C2020ZOOM
 スコープ     : LEICA APO−TELEVID 77
 接眼レンズ    : LEICA B32×WW (32倍のワイド)
スコープは、以前はNIKONのFIELD SCOPEの口径60mmのものを使用していました。
このHP「南大沢の自然」の初期の超望遠写真は全部これです。
これでも結構撮れました。ところがEDレンズを使用した口径77mmのライカを知人が持っていたので借りて撮ったら、見事に違いが出ました。解像がまったく違う。
1年ほど前に銀座のL社で購入し使用しています。接眼レンズは32倍ワイドを使用してます。ズームレンズは私のデジカメC2020Zではケラレが出るのでだめでした。
また、直視型と傾斜型がありますが、傾斜型を購入しました。これは手持ちでデジカメを押し付けるとき、置く感じになり大変使いやすいです。また、見上げる高さの時も傾斜型は楽です。
問題は直視型よりも鳥を視野に入れにくいことですが、これも慣れてしまえば問題ありませんでした。

接眼部分にラバーのリングがついていますが、これをはずします。

C2020Zには、コンバージョンレンズアダプターCLA−1をつけます。これに、Kenkoフィルター変換リング43→49(41→43と間違えて記述してありました。訂正します。m(_._)m)をつけます。これでスコープの接眼レンズのラバーリングをはずしたところにぴったり径が合います。
コンバージョンレンズとは右の写真のようにデジカメのレンズ野先端につけるレンズで、マクロ撮影用、望遠撮影用等あります。右の写真はマクロレンズで、野草の花や小さな昆虫はこれで撮っています。
フィルターの変換リングはカメラ売り場でいろいろな種類が販売されています。これを組み合わせると、違うカメラのコンバージョンレンズも工夫次第で使用可能になります。

スコープで撮影したいものを視野に入れ、ピントを合わせたら、デジカメを接眼に押し当てて、液晶ファインダーで確認してシャッターを押します。
このときの注意点
 1.スコープはしっかりした三脚に固定する。
 2.デジカメは手ブレを防ぐため出来るだけ速いシャッタースピードにする。
  これには、絞り優先にして、絞りは開放にする。(明るすぎるときは絞りを調整するかオート撮影にする。)
  また、シャッタースピードが1/60秒以下になるときはISO感度を400くらいに上げる。
 3.デジカメのズームは通常ワイド側で撮ります。ズームを望遠側にするのは、特別なときだけです。
  このデジカメとスコープの組み合わせでは、ズームの中間ではケラレが大きくなります。
  ワイド側でも、35mmカメラ換算で1500mm位のの超望遠になります。
  また、ワイド側では絞りもf2(望遠側ではf2.8)で明るいので、多用します。
 4.ピントはデジカメはオートのままです。
  これは、私の場合は、スコープでピントを合わせて、デジカメオートでも視度が合っているのか問題ありません。
  試し撮りをして確認が必要です。
 5.明るくて液晶画面が見にくいときは、右の写真のように、「Digital Camera MONITOR VIEWER」を使います。
  これは簡単に取り外しが出来、レンズも付いているので、大変使いやすいです。
  TIDEと言うブランドで、大型カメラ店では置いてあると思います。
  Yカメラでは、店頭に無くて、店員に言ったら奥から出してくれましたが。

いずれにしろ、デジカメ+スコープの写真では、沢山撮っていいのを選ぶ。これが基本です。100枚撮っていいのが数枚かもしれません。失敗を恐れず撮って腕を磨いてください。

以上の内容が、これからデジカメの超望遠撮影に挑戦しようとする方に、少しでも役立てばと思います。

ご質問がありましたら、メールでお願いいたします。

参考写真

 大平公園の池で撮影しました。
 20mくらい離れた対岸の甲羅干ししている亀が、このくらいに撮れます。
 この画像はかなり圧縮してあります。(20kbくらい) 実際には十分A4にプリントできる写真が撮れます。
 3.では、周辺が若干暗くなるくらいです。
 4.では、周辺がもう少し暗くなります。
 これらはパソコンで、トリミングすれば問題ありません。

1.デジカメのみ ワイド側
 焦点距離 37mm
2.デジカメのみ 3倍ズーム望遠側
 焦点距離 106mm
3.デジカメワイド側+スコープ
 シャッター 1/800秒 絞り F3.2
4.デジカメ3倍ズーム望遠側+スコープ
 シャッター1/200秒 絞り F2.8

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